SMBC三井住友銀行トップ > ニュースリリース
株式会社オージス総研とさくら情報システム株式会社の業務提携について(1/1)
平成18年5月23日
各 位
株式会社オージス総研
さくら情報システム株式会社
大阪ガス株式会社
株式会社三井住友銀行 |
株式会社オージス総研とさくら情報システム株式会社の業務提携について
オージス総研(社長:加藤正和)、さくら情報システム(社長:三浦良二)、大阪ガス(社長:芝野博文)および三井住友銀行(頭取:奥 正之)は、オージス総研とさくら情報システムとが、情報サービス事業の分野における広範な業務提携およびこれを前提とした資本提携を行うことについて、本日、基本合意いたしました。平成18年7月を目途に4社で提携に関する基本契約を締結するよう、今後協議してまいります。
大阪ガスの子会社で情報事業の中核を担うオージス総研は、大阪ガスグループの基幹システムを開発・運用する一方、海外企業との提携を含めた先進技術への取り組みにより、高い技術力とノウハウを蓄積してまいりました。特にシステムのライフサイクルにわたる高い投資効果が期待できる『オブジェクト/UMLモデリング』※1を中心とした先進技術・ソリューション力について高い評価をいただいています。
三井住友銀行の子会社であるさくら情報システムは、三井住友銀行グループのバンキングシステムを支えてきた開発力・運用力を背景に、お客さまの視点に立脚したシステム再構築など、トータルソリューションニーズへの取り組みにより、金融、会計、運用を中心とした高い業務ノウハウ・ソリューション力を有しています。
今回の業務提携は、オージス総研の技術力とさくら情報システムの業務ノウハウのシナジー効果、およびシステム開発力・運用拠点の相互活用等により、オージス総研とさくら情報システムそれぞれが従来以上に高品質なサービスを、様々な分野のお客さまへ提供していくことを目的としたものです。
主な業務提携の内容は、以下の通りです。
(1)システム開発分野での協業
・さくら情報システムの業務ノウハウとオージス総研の『オブジェクト/UMLモデリング』技術を融合させたシステム開発
・開発拠点の相互活用
(2)海外事業分野での協業
・オージス総研の提携先である上海のオフショア開発拠点※2と、さくら情報システムのシンガポール子会社の相互活用
(3)コンピュータセンターの相互活用
・オージス総研のコンピュータセンター(大阪市西区)とさくら情報システムのコンピュータセンター(東京都品川区)の相互活用
(4)人材の交流・育成
また、本提携関係をより強固なものとするため、オージス総研がさくら情報システム株式の一部(34%を目処)を取得する方向で検討を進めてまいります。
なお、大阪ガスと三井住友銀行は、共同して本提携の円滑な発展を支えてまいります。
※1:オブジェクト/UMLモデリング
オブジェクト(オブジェクト指向):ソフトウェアの開発技術の1つ。システム化対象となるビジネスプロセスに登場する「ものや人」をデータとそれを操作する手続きで構成されたオブジェクトという単位で捉え、複数のオブジェクトの組合せによりシステムを構築する。大規模・複雑化するソフトウェア開発において開発効率を向上させる技術として注目されている。
UML(Unified Modeling Language)モデリング:オブジェクト指向に準拠したソフトウェア開発における標準図面であるUMLによるシステム化対象のモデル化(図示化)。システム開発のみならずビジネスの可視化、分析などにも有用。
※2:オフショア開発拠点
ソフトウェア開発業務の海外委託先拠点
以 上
○株式会社オージス総研の概要
所
在 地 大阪市西区千代崎三丁目南2番37号
事業内容 ソフトウェア開発、情報処理サービス、コンピュータ機器・ソフトウェア販売
設 立 日 昭和58年6月29日
資 本 金 400百万円(平成18年3月末現在)
○さくら情報システム株式会社の概要
所 在 地 東京都中央区日本橋本町三丁目4番10号
事業内容 ソフトウェア開発、情報処理サービス
設 立 日 昭和47年11月29日
資 本 金 600百万円(平成18年3月末現在)
○大阪ガス株式会社の概要
所 在 地 大阪市中央区平野町四丁目1番2号
事業内容 ガス事業、熱供給事業、その他附帯事業等
設 立 日 明治30年4月10日
資
本 金 132,166百万円(平成18年3月末現在)
○株式会社三井住友銀行の概要
所
在 地 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号
事業内容 銀行業務
設
立 日 平成8年6月6日
資
本 金 664,986百万円(平成18年3月末現在)