住宅購入と住宅ローン手続き、それぞれの流れとするべきことを解説！

インターネットや住宅情報誌等で情報収集。

まずは希望エリアにどんな物件があるか価格帯を確認します。場所や住環境、広さ、間取り・・・何を基準に選ぶか条件をリストアップしてみましょう。気になる物件があったら、モデルルーム見学等実物をみてみると良いでしょう。実際にみることでエリアや間取り等条件が固まってくることもあります。

購入を希望する物件が見つかったら申込をします。
申込は購入する意思を伝えることで、契約ではありません。
物件によって、「先着順」と「抽選」で申し込みする方法があります。先着順方式の場合は、申込証拠金が必要となることがあります。
撤回する事もできますが、迷惑をかける事になるため、申込はしっかりと検討してから行いましょう。

住宅ローンを借りられることがわかったら、不動産の売主と「不動産売買契約の締結（購入の正式申込）」をします。
売買契約締結時に手付金が必要です。
撤回することもできますが、手付金を放棄することになるため、契約はしっかりと検討してから行いましょう。

住宅ローンの融資を実行し、残代金を支払います。
一般的には住宅ローンを受ける金融機関にて買主・売主・不動産仲介業者・司法書士が集まって最後の書類の署名や捺印を行います。
入金が確認されると鍵の引き渡しとなり、不動産登記・抵当権設定登記を行います。

引き渡し完了後、お客さまの自由なタイミングでお引っ越しとなります。
お引っ越しまでの間に、買い足したり、新調する家具・家電の準備をするのはもちろん、電気、ガス、水道、新聞等の変更手続も必要です。
お引っ越しが完了したら、銀行口座、クレジットカード、生命保険等の各種住所変更の手続も忘れずに行いましょう。

いろいろな金融機関のホームページを見て、適用金利がどれくらいか、付帯可能な保障、申込に必要な書類等を確認してみましょう。
借入金額のシミュレーションを活用し、物件購入の資金計画を確認しましょう。

気に入った物件が見つかったら、まずは「いくらくらい借りられるか」銀行に相談してみましょう。
住宅ローンの事前審査は、売買契約および工事請負契約の締結前に行うことができる審査です。
住宅ローンの金利や手数料、付帯できる特約保障等は金融機関によって異なるので、いくつかの金融機関に申し込んで総合的に比較しましょう。

正式な住宅ローンのお申込になります。
「売買契約」および「工事請負契約」がお済みの場合にお申し込みいただけます。
事前審査の申込時に提出した書類の原本確認や追加資料を提出します。手続には、1〜2週間ほどかかります。

金融機関からの正式な回答です。物件や借入金額、借入期間等によって、住宅ローンの条件が具体的になります。どれくらいの金利でお借り入れができるかも、最終確定します。
事前審査時から返済プランの変更があった場合は、希望通りの条件でお借り入れができない場合もあります。

住宅ローンの契約前に返済用口座を開設します。
一般的に物件の引き渡し日確定後に行います。将来のライフイベントを考慮し、返済プランを確定します。
あわせて、火災保険の加入も検討しましょう。

初年度は、住宅ローン控除を受けるために確定申告が必要です。
また、条件を満たす場合は、「すまい給付金」も受給できます。対象になるか確認して手続をしましょう。

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