遺言書がない場合、まず行わなければならないのは「財産がどれだけあるか」を調べることです。
遺産分割を行ったあとに、新たに遺産が発見された場合、新たに発見された遺産について改めて遺産分割をする必要があるので、時間と労力がよりかかってしまいます。まず亡くなった人の遺産の確認をきちんと行って、財産のリストを作るとよいでしょう。
また、土地や家屋・美術品といった値段がつけにくいものは評価額を決定しなければならないので、時間も必要です。
これらをきちんと行ってはじめて、正しく相続することができます。