お金がないときにどう乗り切る?
やるべき対処法と滞納等の注意点も紹介
急な出費が発生したり、給料日前にお金が足りなくなってしまったりするのは誰にでもあり得ることです。
あるいは、収入と支出がイコールになってしまい、常に「お金がない」と感じている方もいるのではないでしょうか。
不足分を補える貯金がなければ、さまざまな支払いが滞り、その後の生活に支障が出ることも考えられます。
この記事では、お金がないときの対処法や、滞納を避けるべき支払いとその理由について解説します。
お金がない!困った!まずはどうするべき?
お金がないと気付いたら、まずは現状を把握することが大切です。
焦らずに落ち着いて、今手元にはお金がいくらあるのかを確認しましょう。
これから発生する支払いや給与等の入金予定がある場合は、いつ、どれくらいの支出・収入があるのかも併せて整理します。
そうすることで、お金がいくら足りないのかを具体的に把握できるため、冷静に対処法を考えられるようになるでしょう。
お金がないときにやるべき対処法
お金がないときの対処法を、「支出を減らす」「収入を増やす」「お金を借りる」の3つに分けて紹介します。
減らせる支出を洗い出す
お金がないということは、収入に対して支出が多い状態です。
月々の支出を洗い出し、減らせるものがないか確認しましょう。
■固定費の見直し
固定費とは、以下のような毎月必ず発生する支出を指します。
- 住宅費
- 通信費
- 光熱費
- 水道代
- 保険料 等
ほかにも、車を持っている方はローンや駐車場代、子どもがいる方は教育費、音楽や動画のサブスクリプションサービスを利用する方はその代金も固定費に含まれます。
住宅費や教育費を減らすのは難しいですが、光熱費と水道代は節電・節水を心がけたり、供給会社や契約プランを変更したりすることで減らせる可能性があります。
また、スマホの契約プランを見直したり、使用頻度が低いサブスクリプションサービスを解約するのも効果的です。
固定費は一度見直すとその効果がずっと続くため、家計を見直す際には一番に手を付けてほしいところです。
そして、削減効果については年間でどれくらい削減できるかを考えるようにしましょう。
仮に削減効果が月2,000円程度だったとしても、年間で見ると2万円以上節約できることになります。その分を貯蓄に回す等、有効活用することを考えましょう。
■変動費の見直し
変動費は、月によって変動がある支出を指します。
- 食費
- 日用品費
- 被服費
- 交際費
- 医療費
- 交通費
- 美容費 等
このほかにも、レジャーや趣味、冠婚葬祭に使うお金も変動費に含まれます。
外食を減らして自炊を心がけたり、まとめ買いをして買い物の回数を減らしたりすると、食費や日用品費の削減に効果的でしょう。
また、欲しいものを見つけたときも衝動買いをしないよう一晩考えてみるようにしたり、支払いをクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済にすることでポイントが貯まってお得になったりと、節約する方法はいろいろあります。
収入を増やす方法を考える
お金がない状態が常態化している場合は、収入を増やす方法も考えましょう。
■副業を始める
時間や体力に余裕があるなら、副業を始めるのもひとつの方法です。
週に1回、もしくは1日数時間から働けるアルバイトや在宅でできる仕事を選べば、本業の合間に働いて、収入を増やせるかもしれません。
すぐにお金が必要な場合は、日払いのアルバイトをすると、その日のうちにお金をもらえることもあります。
ただし、企業に勤めている方は、会社の規定に抵触しないかを確認してから始めるようにしてください。
■不用品を売却する
フリマアプリや買取業者を利用して、不用品を売却するのも良いでしょう。
特にフリマアプリは、自宅で手軽に出品できるというメリットがあります。
ただし、商品がすぐに売れるとは限らず、売れても入金までに時間がかかる場合があるため、早くお金が必要な方には不向きです。
すぐにお金を作りたいときには、買取業者の店舗を利用するのがおすすめです。
■支援制度を利用する
お金がない原因や収入の状況によっては、要件を満たすことで次のような国の支援制度を利用できる場合があります。
- 生活困窮者自立支援制度
- 生活保護制度
- 子育て世帯への臨時特別給付
- 住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金
- 社会保険料等の猶予 等
年金や税金の支払いに猶予をもらえる制度もあるため、確認してみましょう。
お金を借りる
今すぐ支払わなければならないものがある場合や、一時的に現金が必要な場合は、次のような方法でお金を借りてしのぐことも検討しましょう。
■カードローンを利用する
カードローンとは、専用のカードや銀行のキャッシュカードを使ってお金を借りる方法です。主に、消費者金融カードローンと銀行カードローンの2種類があります。
消費者金融カードローンは審査がスピーディーに行われるため、当日の融資が可能です。
しかし、消費者金融カードローンは上限金利が高めに設定されていることが多く、多額の借り入れには不向きでしょう。
一方、銀行のカードローンは消費者金融と比べて上限金利が低い傾向にあるため、まとまったお金が必要な方には銀行のカードローンがおすすめです。
たとえば、三井住友銀行のカードローンの金利は、年1.5%〜14.5%です。
インターネットで簡単に申込が可能で、審査結果の連絡は最短で当日、スマートフォンからすぐに借入可能です。
三井住友銀行または提携しているコンビニのATMで24時間いつでも利用できるため、急にお金が必要になったときはご利用を検討してみてください。
また、普段ご利用の銀行口座へのお振込によるお借り入れや、インターネットバンキングを利用したご返済をすることで「カードレス」(※)でのご利用もいただけます。
カードレスでのご利用方法について、くわしくはこちら
- ※カードレスの場合、ATMはご利用いただけません。
■キャッシングを利用する
キャッシングとは、クレジットカードのキャッシング機能を使ってお金を借りる方法です。
クレジットカードにキャッシング枠を設定していれば、コンビニや金融機関のATM等を利用して簡単に借り入れができるため、今すぐお金が必要な場合に適しているでしょう。
ただし、キャッシングはカードローンと比べると金利が高い傾向にあり、限度額が低めに設定されていることが多いです。
そのため、高額の借り入れや長期的な借り入れには不向きですが、一時的にお金を借りてしのぎたいというシーンでは役立ちます。
キャッシングの返済方法については、クレジットカード会社によって一括払いやリボ払いが適用されます。
自分が使用しているクレジットカードのキャッシングの返済方法が、どの方法になっているのかをあらかじめ確認しておくようにしましょう。
そして、できるだけ早く完済することをおすすめします。
・三井住友銀行のカードローンは、一時的な出費の増加や高額な出費への補填等、さまざまな目的でご利用いただいております。
また、計画的なご利用やご返済の相談が可能なところも銀行ならではの安心感として選ばれています。
・お申込可能かをお気軽に10秒で診断してみませんか?
お金がないときの注意点!滞納してはいけない支払いは?
定められた期日までに金銭や物品を納めないことを「滞納」と言います。
そもそもどんな支払いにおいても滞納すべきではありませんが、月々の支払いのなかには、信用情報機関に滞納等の情報が登録されるリスクを伴うものがあります。
信用情報機関に金融事故情報が登録されると、その情報が消えるまでカードローンやキャッシングを利用できない可能性があるため、以下の支払いは滞納しないように注意してください。
家賃の支払い
家賃の滞納が続いてしまうと、最終的には強制退去となります。
現在の家に住めなくなるだけではなく、ほかの物件を借りるときの入居審査に通らなくなる可能性が高いでしょう。
家賃の支払いが難しい場合、何も言わずに滞納するのではなく、大家や管理会社に連絡して、分割払いや支払期日の延長を相談してみましょう。
スマホ代(分割払い)
スマホ代を滞納すると、利用停止になり、延滞料金が発生するのはもちろん、放置すると強制解約となってしまいます。
また、スマホ代を分割で支払っている場合は、新規契約ができなくなる可能性もあるため注意が必要です。
携帯電話会社によっては、分割払いや支払期日の延長を相談できる場合もあります。払えないからと放置するのではなく、まずは相談してみることが大切です。
借金の返済
借金の返済を滞納すると、延滞金や利息が膨らんで返済総額が増えるだけではなく、財産や給与が差し押さえになる可能性もあります。
必ず債権者に連絡し、支払う意思があることを伝えた上で、分割払いや支払期日の延長を相談するようにしてください。
お金がないときも対処法や乗り切り方はある!落ち着いて考えよう
お金がないときに大切なのは、それを乗り切る方法を考えることです。
慌てたり、焦ったりする気持ちは分かりますが、まずは落ち着いて、今後の支出と収入を整理することから始めてみましょう。
どうしてもすぐにお金が必要な方は、カードローンの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
三井住友銀行のカードローンなら、金利年1.5%~14.5%と銀行ならではの金利で利用でき、限度額10万~800万円までお申込可能です。ぜひご検討の上、計画的にご利用ください。
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