為替差損が発生してしまった場合でも、預金の利息が元本の減少した分より上回っていれば、結果的に総額がプラスになります。たとえば、高金利の通貨に長期間お預入れすることで利息が多く受け取れるので、為替変動による元本割れを軽減すると考えられます。
外貨預金を始める前の注意点
外貨預金は円預金とは異なる注意点があります。正しく理解をし、効果的な運用を心掛けましょう。
外貨預金の注意点
ポイント
01
「為替変動」により
元本割れとなる場合があります
外貨預金は、為替相場の変動によって為替差損が生じ、受取時の金額がお預入れ時の金額を下回る元本割れの可能性があります。
為替差損が発生しても、総額ではプラスになることがあります
ポイント
02
「為替手数料」により
元本割れとなる場合があります
外貨預金取引では、外貨の売買の際に為替手数料がかかります。そのため、為替相場に変動がない場合でも、円貨に替えたときに元本割れするリスクがあります。
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ポイント 03 預金保険制度の対象外です
日本国内の銀行の「円」で預金をしていれば、預金保険制度の対象になりますので、万が一お金を預けていた銀行が破たんしても1,000万円とその利息分までは返還が保証されます。ただし、外貨預金はその対象ではなく、破たん金融機関の財産の状況に応じて支払われます。
外貨預金にかかる税金について
外貨預金の運用のポイント
ポイント 01 余裕資金で投資する
外貨預金は、為替レートの変動によっては損失を被る可能性があります。したがって、外貨預金は当面使う予定がないお金(余裕資金)で、長期的に運用していきましょう。
余裕資金の運用例
ポイント 02 分散投資を行う
為替の動きが異なる通貨を複数選ぶことで、全体の為替変動リスクを抑えた運用を目指すことができます。
通貨の分散
1通貨だけだと、投資先の国の経済環境や社会情勢に強く左右される。
複数の通貨を組み合わせることで、為替変動のリスクを軽減。
時間の分散
一度に外貨を購入するよりも、何度かに分けて少しずつ購入した方が、購入時の為替リスクを分散させることが期待できます。具体的な購入方法は下記をご確認ください。
ポイント 03 長期投資を行う
現状の損益に一喜一憂してしまいがちですが、安定した運用を行うために長期的に運用することがおすすめです。
たとえば、為替は一時的な要因で大きく変動する事がありますが、長期間で見るとこの変動リスクが小さくなり、安定した運用を行うことができます。
- ※上の図はイメージであり、実際のリターンを表したものではありません。
- ※長期運用によりリターン(利益・損失)が平準化して変動を小さくすることが期待できます。結果として元本割れになる確率を比較的低くすることができると言われています。ただし長期保有を行えば損失を必ず回避できるということではありません。
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