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借入可能額(借入限度額)とは?ローンの種類や年収による違い、注意点を解説

自分の借入可能額(借入限度額)はいくらなのか、決まる基準や計算方法について、くわしく知りたいという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、住宅ローンやカードローンの借入可能額について、決まる基準や金利の違い、増額のメリットや注意点を分かりやすく解説します。

借入可能額(借入限度額)とは

借入可能額(借入限度額)とは、その金融機関で借り入れができる最高金額のことです。

基本的には、貸金業法の総量規制(貸金業者からの借入総額の上限を規制する法律)を基に、年収の3分の1までという上限設定がされています。

ただし、住宅ローン等の有担保ローン、銀行法が適用される銀行カードローンは、総量規制の対象外となります。

金融機関によって借入可能額の決め方や基準は異なります。

たとえば、銀行カードローンは個人の返済能力を超えた貸付とならないよう独自の基準を設け、総量規制に準じた対応が行われているため、借入前にしっかりと確認しておきましょう。

銀行ならではの安心感があります

  • 三井住友銀行のカードローンは、一時的な出費の増加や高額な出費への補填等、さまざまな目的でご利用いただいております。
  • また、計画的なご利用やご返済の相談が可能なところも銀行ならではの安心感として選ばれています。
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住宅ローンの借入可能額(借入限度額)

住宅ローンの借入可能額(借入限度額)は、金融機関ごとに異なります。

たとえば、銀行の住宅ローンは1億円程度を融資上限とするケースが多いですが、なかには2億円以上の借り入れができる銀行もあります。

また、金融機関が設定した上限金額と、個人の借入可能額には違いがあります。

住宅ローン商品の説明に「融資上限1億円」と記載があったとしても、申込者全員が1億円まで借りることができるわけではないので、注意しましょう。

金融機関は住宅ローン申込者の年収や返済能力等から審査を行い、借入可能額を決定します。

申込者は、本人確認書類や収入証明書等の書類を準備して事前審査・本審査を申し込み、2週間程度の審査期間を経て、決められた借入可能額での住宅ローン契約が可能です。

基準・指標となる要素

住宅ローンの借入可能額を決めるときの基準・指標となる要素は、以下の通りです。
年収(勤務先、勤務年数等) 給与の総支給額(勤務先の規模や業種、勤続年数等)
返済負担率 年収に占める年間返済額の割合
融資率 家の購入額に対する住宅ローンの割合
担保価値 物件を売却したときに得られる対価

個人の借入可能額を決めるにあたって、返済能力がどれくらいあるかは重要なポイントです。

年収の額だけではなく、勤務先の規模や業種、勤続年数等から、安定した収入が見込めるかを判断します。

また、返済負担率や融資率が高い場合、返済が滞るリスクが上がります。審査を行う金融機関によっては、借入可能額が少なくなる場合もあるでしょう。

一方で、住宅ローンの場合は購入する不動産が担保となります。不動産の担保価値が高ければ、借入可能額が増える可能性もあるかもしれません。

年収別のシミュレーション

住宅ローンの借入可能額(借入限度額)を大きく左右するのが、申込者の年収です。

以下は、一般的な個人での借入可能額の目安を年収別にまとめたものです。
年収 借入可能額の目安
300万円 1,750万円〜2,300万円
400万円 2,720万円〜3,200万円
500万円 3,890万円〜4,000万円
600万円 4,670万円〜4,900万円
700万円 5,450万円〜5,500万円
800万円 6,230万円〜6,500万円
900万円 7,010万円〜7,200万円
1,000万円 7,790万円〜8,100万円
  • 返済期間は35年、元利均等返済ケースの場合

表からも分かる通り、住宅ローンの借入可能額は、年収の5〜7倍が目安となるでしょう。

カードローンの借入可能額(借入限度額)

カードローンの借入可能額(借入限度額)も、金融機関ごとに異なります。

たとえば、三井住友銀行のカードローンの利用限度額は10万〜800万円です。

また、住宅ローンと同様に、金融機関が設定した利用限度額と、個人の借入可能額には違いがあります。

個人の借入可能額は、年収や他社からの借入状況等を審査した結果によって決まるため、必ずしも上限まで借りられるわけではないのです。

カードローンの審査にも、本人確認書類や収入証明書類等が必要です。

審査通過後に借り入れが可能となりますが、申込から借り入れまでの期間は、最短で即日、なかには1週間以上かかるケースもあります。

カードローンの利用限度額については、以下の記事でもくわしく説明しているので、ぜひ参考にしてください。

関連記事
カードローンの利用限度額とは?金額の決定基準や増額方法をご紹介

基準・指標となる要素

カードローンの借入可能額を決めるときの基準・指標となる要素は、以下の通りです。
  • 総量規制
  • 他社での借入状況
  • 信用情報
  • 年収(勤務先や勤務年数)

前述の通り、銀行カードローンは、総量規制の対象外です。

しかし、個人の返済能力を超えた貸付とならないよう、銀行でも独自の基準を設け、総量規制に準じた対応が行われています。

限度額による金利の違い

一般的に、カードローンは借入可能額が大きいほど、金利が低くなる傾向にあります。

以下は、三井住友銀行のカードローンの金利をまとめた表です。
年収 借入可能額の目安
100万円以下 12.0%〜14.5%
100万超〜200万円以下 10.0%〜12.0%
200万超〜300万円以下 8.0%〜10.0%
300万超〜400万円以下 7.0%〜8.0%
400万超〜500万円以下 6.0%〜7.0%
500万超〜600万円以下 5.0%〜6.0%
600万超〜700万円以下 4.5%〜5.0%
700万超〜800万円以下 1.5%〜4.5%

上記は一例ですが、借入可能額が増えるごとに金利が低くなっていることが分かります。

カードローンの借入可能額(借入限度額)は増額できる?

カードローンの借入可能額(借入限度額)は、増額申請をすることも可能です。

もちろん、申請をすればすぐに増えるわけではなく、申請後再び審査が行われることになります。審査の結果次第では、借入可能額を増やせる可能性もあるでしょう。

ここでは、カードローンの借入可能額を増やすメリットと注意点を紹介します。

限度額を増やすメリット

借入可能額の増額を事前に申し込んでおけば、いざというときに審査を待たずとも、すぐに利用できるというメリットがあります。

また、カードローンの場合、借入可能額が増えれば金利が低くなる可能性もあるでしょう。

限度額を増やすときの注意点

前述の通り、借入可能額の増額申請をすると、あらためて審査が行われることになります。

増額が認められる可能性もありますが、審査結果によっては、借入可能額が減ってしまうリスクもあるので、注意しましょう。

また、借入額が増えると返済負担も増えることは理解しておかなければいけません。

カードローンを利用するときに重要なのは、無理のない範囲で借りて、計画的に返済することです。

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借金返済のコツとは?上手な返し方と注意点

銀行ならではの安心感があります

  • 三井住友銀行のカードローンは、一時的な出費の増加や高額な出費への補填等、さまざまな目的でご利用いただいております。
  • また、計画的なご利用やご返済の相談が可能なところも銀行ならではの安心感として選ばれています。
  • お申込可能かをお気軽に10秒で診断してみませんか?

カードローンの借入可能額(借入限度額)の増額は慎重に検討しよう

カードローンの借入可能額(借入限度額)は、年収や他社での借入状況、信用情報等を基に、金融機関の審査によって決定されます。

今すぐ必要ではなかったとしても、事前に借入可能額の増額を申請しておくことで、いざというときの備えとなり、金利が低くなる可能性もあるでしょう。

一方で、借入可能額の増額には、返済負担が増えるリスクもあります。

慎重に検討した上で、カードローンの借入可能額の増額を申請する際は、無理のない返済計画を立てることが大切です。

カードローンを利用するなら、三井住友銀行のカードローンがおすすめです。

借入可能額は10万〜800万円までに設定されており、金利も年1.5%〜14.5%で無理のない返済計画を立てられます。

インターネットで申込可能で、状況によっては最短当日で利用可能です。

カードローンを検討されている方は、ぜひ三井住友銀行のカードローンをご利用ください。

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