キャッシングの金利はいくらかかる?計算方法やカードローンとの違いを解説
突然の出費で現金が必要なときに便利なのが、キャッシングです。
キャッシングを利用する際は、金利がいくらかかるのかを把握しておかなければ、予想以上に返済時の負担が増える可能性があります。
この記事では、キャッシングの金利について、計算方法や抑える方法を紹介します。
カードローンとの違いについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
キャッシングの金利とは?
クレジットカード付帯のキャッシング機能は、現金そのものを借りることができるサービスのことです。
手持ちのクレジットカードにキャッシング機能が付いていれば、ATMやアプリ等から簡単に出金手続きができ、即日現金を受け取れるというメリットがあります。
キャッシングで借り入れたお金は、利息(利子)を加えて返済することになります。
キャッシングの金利は、借入金額に対してどれくらいの割合で利息(利子)がかかるのかを表したものです。金利が高いと利息(利子)が増え、返済時の負担が大きくなるので注意しましょう。
利息(利子)との違い
前述の通り、金利は「借入金額に対して発生する利息(利子)の割合」を指すものです。
一方で、利息(利子)は「追加で支払う金額そのもの」を指すという違いがあります。
利息(利子)がいくらになるかは金利によって決まり、金利の設定はクレジットカード会社ごとに異なります。
実質年率との違い
実質年率とは、借入金額に対して発生する利息(利子)に、諸費用(手数料、保証料等)を合計した額を年率で換算したものです。
同じ意味だと混同されやすいですが、金利は「借入金額に対する利息(利子)の割合」、実質年率は「借入金額に対する利息(利子)+諸費用(手数料、保証料等)の割合」を指します。
実際、返済時の負担がいくらになるのかを把握するなら、実質年率で計算するとよいでしょう。
キャッシングの金利はどうやって決まる?
クレジットカード会社が提示するキャッシングの金利に幅があるのは、個々に適用金利が異なるからです。
実際に適用される金利は、審査によって決まります。
一般的に、キャッシングの借入金額が大きいと金利が低くなりますが、これは高額な借り入れをした方の返済時の負担を抑えるためです。
ここでは、キャッシングの金利相場、上限金利について見ていきましょう。
キャッシングの金利相場
一般的に、キャッシングの金利相場は、年15.0〜18.0%だと言われています。
クレジットカード会社ごとの金利を比較する際は、高いほうの数字を比べるとよいでしょう。
キャッシングの上限金利
キャッシングの金利は、利息制限法によって年15.0〜20.0%と上限が決められています。
- 上限金利は、借入金額によって異なります。
-
借入金額 上限金利 10万円未満 年20.0% 10万〜100万円未満 年18.0% 100万円以上 年15.0%
また、クレジットカード会社によっては独自に上限金利を定めているケースもあり、法律上の上限金利よりも低い場合もあります。
キャッシングの金利から利息を計算する方法は?
キャッシングの利息は、金利から計算することができます。
ここでは、金利から利息を計算する具体的な方法を説明します。
適用金利を確認する
- まずは、自分に適用されたキャッシングの金利を確認しましょう。
適用金利は、次の方法で確認できます。 -
- クレジットカードの利用明細・支払明細を確認する
- クレジットカードの会員サイトにログインして確認する
- クレジットカード会社に問い合わせる
利息の計算方法
適用金利が分かったら、利息を計算していきます。
利息の計算方法は次の通りです。
借入残高(元金)×金利(利率)÷365日×借入日数=利息
- ※うるう年の場合は、365日を366日で計算してください。
たとえば、金利18.0%のキャッシングサービスで10万円を借りて、30日後に全額返済した場合、利息は「10万×18.0%÷365日×30日」で1,479円です。
利息についてくわしくは以下の記事をご覧ください。
キャッシングの金利・利息を抑える方法
キャッシングを利用する際、金利が低いほうが利息を抑えられ、返済時の負担も減ります。
ここからは、クレジットカード付帯のキャッシングサービスで金利・利息を抑える方法を紹介します。
利用限度額の増額を申請する
前述の通り、キャッシングの金利は、借入金額が大きいほど低く抑えることができます。
そのため、現在年18.0%の金利で借りている場合、利用限度額の増額を申請すると、年15.0%まで下げられる可能性があります。
ただし、利用限度額の増額を申請すると再度審査が行われるため、他社での借入状況や信用情報等によっては申請に通らないこともあります。
また、利用限度額の増額申請を受け付けていないサービスもあるので、事前に確認をしましょう。
一括払いで返済する
キャッシングの利息は返済が終わるまで払い続ける必要があるため、一括払いで返済するほうが安く抑えられます。一括払いができなくても、短期間で返済すれば利息は少なく済むでしょう。
たとえば、金利が年18.0%のキャッシングで10万円を借りた場合の利息は、30日間で返済すると1,479円ですが、10日間で返済すれば493円に抑えられます。
繰上返済をする
キャッシングでリボ払いを選択している場合、繰上返済をすると利息を抑えられます。
リボ払いとは、借りたお金に手数料等を加えた金額を、毎月一定額で返済する方法です。
高額の借り入れをしても返済金額は一定のため、家計の管理がしやすい等のメリットがある一方で、返済期間が長くなると、その分利息も増えていきます。
繰上返済をして返済期間を短縮できれば、利息を抑えることにつながります。
キャッシングとカードローンはどちらが低金利?
現金を借りられるサービスとしては、キャッシングのほかにカードローンもあります。
続いては、クレジットカード付帯のキャッシングサービスとカードローンはどちらが低金利なのか、それぞれの違いについて説明します。
カードローンの金利相場
カードローンには、銀行カードローンと消費者金融カードローンがあります。
銀行カードローンの金利相場は年1.5〜15.0%、消費者金融カードローンの金利相場は年3.0〜18.0%です。
一般的に、銀行カードローンのほうが上限金利は低い傾向にあります。
金利を抑えるならカードローン
キャッシングの金利相場は年15.0〜18.0%、銀行カードローンは年1.5〜15.0%です。
キャッシングと銀行カードローンを比較しても、銀行カードローンのほうが金利は低い傾向にあります。
そのため、金利を抑えて現金を借りたい方は、銀行カードローンを検討してみてはいかがでしょうか。
ローンの仕組みや種類についてくわしく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
キャッシングよりも金利が低いカードローンを検討しよう
キャッシングの金利は、借入金額に対して支払う利息(利子)の割合を指します。
金利が低いほど利息が抑えられるため、返済の負担を減らすことができます。
キャッシングとカードローンの金利を比較すると、カードローンのほうが低く、なかでも銀行カードローンの金利は低い傾向にあります。
三井住友銀行のカードローンなら、金利年1.5〜14.5%で利用でき、インターネットで24時間審査・申込が可能なため、急な出費にも便利です。
適用される金利・利息を抑えてお金を借りたい方は、ぜひ三井住友銀行のカードローンをご利用ください。
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- 三井住友銀行のカードローンは、一時的な出費の増加や高額な出費への補填等、さまざまな目的でご利用いただいております。
- また、計画的なご利用やご返済の相談が可能なところも銀行ならではの安心感として選ばれています。
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